コーヒーの酸味は「すっぱい」じゃない?コーヒーソムリエが酸味について徹底解説!

コーヒー知識

コーヒーソムリエの”もと”と申します。

コーヒー飲んだ際に、味の表現によく出てくる「酸味」について

  • 酸味ってよく聞くけど、いまいち分からない…
  • 酸味って「すっぱさ」のことじゃないの?
  • 飲んでみても酸味なんて感じないけど?

こんな疑問をもったことはありませんか?

酸味の強いコーヒーと聞いて、すっぱいものは飲みたくないからと敬遠していると、本当に美味しいコーヒーを飲むことができません。

なぜならコーヒーの「酸味」とは、鼻を刺すような「すっぱさ」ではないからです!

コーヒーを愛して8年、コーヒーソムリエである私がコーヒーの「酸味」について解説します。

この記事ではコーヒーの酸味はどこからくるのか、酸味がどういった味なのか、また酸味を楽しめるコーヒーについて解説していきます。

この記事を読むと、コーヒーの「酸味」について正しく理解でき、コーヒーの感じられる味の幅を広げることができます。

まず結論から簡単にお伝えすると、

コーヒーの酸味は「すっぱい」ではない。

コーヒーの酸味は、果物のようなフルーティーさ、爽やかさ、味のキレのことを指す。

では、詳しくみていきましょう!

コーヒーの酸味は果物からくるもの

コーヒーチェリー

そもそもなぜコーヒーには酸味があるのでしょうか?

それは「コーヒーチェリー」という果実からでた果物の酸味が、コーヒー豆にも生じているからです。

酸味を伝える際によくベリーのような、またはレモンのようななどの果物で表現されますね。

それは実際に果実から豆へ酸味が移っているため、果物のような酸味を感じるということです。

「コーヒーチェリー」とは赤いさくらんぼのような果実のことを指します。
また、「レッドチェリー」という呼ばれ方もします。

このコーヒーチェリーの種を使用して、コーヒー豆は作られているのです!

ちなみにコーヒーチェリーの果実は、ほんのり甘くて収穫中の子供たちがつまみ食いするとかしないとか…笑

酸味の味は果物の爽やかさ

コーヒー

コーヒーを飲んでも苦いだけで、酸味なんて感じないと思われる方も多いと思います。

そこで分かりやすいようにコーヒーの酸味を言葉にしてみます!

まず、甘いりんごやいちごを食べた時の味を想像してみましょう。

その甘さは砂糖のような甘さではなく、爽やかでスッキリとした甘さだと思います。

この爽やかさ」や「スッキリ」といった部分がコーヒーの酸味に当たるのです。

コーヒーの元は「コーヒーチェリー」という果物と考えれば、腑に落ちるかと思います。

言葉にするとスッキリとした後味、キレ、フルーティーさ、爽やかさなど表現は沢山ありますね。
嫌な後味がしない、スッキリして飲みやすいと感じれば、それは酸味を感じていると思ってください。

コーヒー上級者になるとレモンのような爽やかさ、ラズベリーのような酸味なんて表現を聞きますね!

飲みやすいコーヒーは酸味のおかげ

コーヒー スッキリ

「酸味」は苦味と反対の関係にあるとされ、コーヒーの酸味が強いほど苦味は抑えられていきます

ですので、後味がスッキリしていて飲みやすいコーヒーとは、上質な酸味があるということになります。

最近よく聞くスペシャルティコーヒーの基準を決める際に、「酸味の特徴評価」という枠があるほど、酸味というのはコーヒーの重要な要素となっています。

苦味を抑えてスッキリとコーヒーを飲みたい方は、酸味の強いコーヒーを選ぶことをおすすめします!

悪い酸味も存在する

コーヒー 悪い

今まで良い酸味の説明をしてきましたが、コーヒーには悪い酸味も存在します。

一般的に「すっぱい」と言われる鼻を刺すような酸味ですね。

それはコーヒーの「酸化」が原因で発生する酸味です。

コーヒーは空気中の酸素に触れると酸化が進んでしまうので、正しい保存方法で出来るだけ早く飲み切るよう心掛けましょう!

酸味を強く感じられるコーヒー

コーヒーカップ

酸味を楽しめるコーヒーの種類、焙煎度、挽き方、抽出の仕方を紹介していきます。

それぞれ見ていきましょう!

コーヒー豆の種類

キリマンジャロ、ハワイ・コナ、グアテマラ、モカ、コロンビアなど

フルーティーさ、爽やかさ、キレといった酸味を感じやすコーヒーとなっています。

スペシャルティコーヒーと呼ばれるコーヒーは、個性的な酸味を持つものが多いのでお試しあれ!

コーヒー豆の焙煎度

焙煎度」とは、生豆状態のコーヒーをどれだけ加熱するかの度合です。

「焙煎度」が浅くなるほど苦味が抑えられ、酸味は強く抽出されていきます。

浅煎り〜「中煎りが酸味を美味しく抽出できるため、おすすめの焙煎度になります。

コーヒーショップなどで、浅煎りコーヒーのおすすめを聞いてみるといいでしょう。

コーヒー豆の挽き具合

コーヒーは豆を挽く粗さによっても味が変化します。

コーヒー豆を挽いた後の粉が大きいほど酸味が強く抽出されていきます。

酸味を強く抽出するには「粗挽き」〜「中挽き」がおすすめです。

ここで浅煎りの豆を使用する場合は、中挽き~細挽きにしましょう!
浅煎りはコーヒー豆が硬いため、成分が抽出されにくいのです!

コーヒーの抽出方法

ハンドドリップなどで抽出する場合、抽出する仕方によっても味が変化します。

抽出するお湯の温度が低いほど「酸味」が、高いほど「苦味」が強く抽出されます。

また、抽出時間が短いほど「酸味」が、長いほど「苦味」が強く抽出されるのです。

よって酸味を強く抽出したい場合、低い温度のお湯で短時間抽出することをおすすめします。

浅煎りのコーヒー豆を使用する場合、お湯の温度は90度前後、抽出時間は約2分で行うことがオススメです!

まとめ🐻

コーヒー豆

コーヒーの「酸味」について押さえておくべきポイントは、

コーヒーの「酸味」はすっぱいではない。
コーヒーの「酸味」とは、果物のようなフルーティーさ、爽やかさ、キレのことを指す。

知らずにコーヒーを飲むのと知ってからコーヒー飲むのでは、感じる味も変わってくると思うので、「あー、これがコーヒーの酸味か!」と感じてもらえたら嬉しいです!

至高のコーヒータイムのお力になれれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
バイバーイ!!

コメント

  1. ウタ より:

    コーヒーの酸味とか気にした事無かったです🥶
    ただこれは美味い、これは気に入らないで飲んでました。

    字に表すと確かにそう感じると納得できる部分が多々あります。
    さすがソムリエ……

    • "もと""もと" より:

      ウタさん、再度コメントありがとうございます😊
      全然その飲み方で大丈夫ですよー🤣
      自分の好みを把握するのは大切です✨
      酸味を理解した上で、コーヒー飲んでみるとまた違った感じ方ができるかもしれません❗️
      難しい内容だったので、少しでも納得して頂けたなら嬉しいです☺️

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